歯並びが気になる 矯正治療

矯正を始める前に

矯正はある意味美容整形に近いものがあります。
きれいな歯並びを得るために、あえて健康な歯を削ったり、抜いたりする場合があります。

また装置を透けることにより、虫歯や歯周病のリスクが高くなるので、虫歯の治療経験の多い方はまずホームケアをちゃんとすることが前提となります。

また、矯正をするのがお子さんの場合。本人の拒否が強い場合は、どんなに必要でも無理やり矯正治療を行うことはできません。
時間を無駄にしないためにもまずは家庭でお子さんと話し合うことをお勧めします。

他にも矯正と虫歯治療などの保険治療と異なる点は簡単に転院ができない事です。
セカンドオピニオンは受け付けますが、他院からの矯正の引き継ぎやその逆の他の矯正歯科への引き継ぎ依頼はしませんのでその点はご了承ください。

矯正の開始時期

歯列矯正は何歳頃から始めるのがよいのでしょうか?

幼稚園 噛み合わせが反対の子供はこの時期から治療を始める場合があります。
マウスピース型の矯正装置を寝ている時だけはめて使います。
そのほかの症例は上下の前歯が生えてくるまで経過を見ることがほとんどです。
小学校1、2年生 下の真ん中の前歯が変な方向に生えてきたからといってすぐに治療を始めるとは限りません。
次に生えてくる隣の歯の生えれるだけのスペースがなければ、真ん中の歯をいい位置にもってきても次の歯はいい位置には来れません。そのため、上下前歯4本(計8本)が生え替わってから前歯を並べ始める人もいます。この場合は小学校2、3年生からになります。
小学校3、4年生 ほとんどの症例はこの頃から始めますが、受け口の場合はは身長がグングン伸びるときに下顎も伸びてきますので、先生に相談してください。歯並びがグチャグチャな症例は抜歯が必要になることが多いです。
小学校5、6年生以後 歯並びが気になる方はすぐに受診してください。
中高生 この時期からは治療費だけでなく矯正の終わる時期というものを考慮しなければいけません。
永久歯が生えそろってから始める矯正は約2年半から3年かかります。一番いいのは高校3年までに終わっておくことです
高校を卒業しますと進学や就職などで転居する可能性が高くなります。治療途中で転居して他の先生にかかると治療費は増えますし、先生もやり方が違う(抜く歯が違ったりする)ので治療しにくいことがあります。また社会人になりますと治療に通う時間がとれにくくなる人もでてきます。
受け口や出っ歯がひどくて手術が必要な場合は成長が終わってから手術しますので高校生以後。2週間ほどの入院も必要になります。手術が必要な方は最初から大学病院の口腔外科を受診してください。保険が適応になれば治療費は3割ですみます。
社会人 いつからでも矯正は始められますが、お金よりも時間が制約になる方が増えてきます。特に女性です。
矯正に2年半かかりますが、それまでに結婚して転居しないか?妊娠、子育てをしながら通院できるか?などです。手術が必要な症例なら入院も必要になります。19歳の女性と26歳の女性ではこの時間というものが大きく変わってきます。

矯正を始めたのが早いから早く終わるというものではありません。矯正治療のゴールは永久歯のかみ合わせを揃えることです。小学校低学年で治療を行ったとしても第2大臼歯は12歳から14歳頃に生えてきますので、この歯がちゃんと咬むまでは管理が必要ですし、場合によっては追加治療も必要になります。

また親知らずによって再び市列が乱れる場合もあるので経過観察は必ず行います。せっかく歯を並び終えても親知らずが変な方向に生えてたら歯並びが崩れることが多くあります。親知らずまで管理が必要です。

矯正の流れ

  1. 1検査

    レントゲン、口腔内診査(保険内)を行った上で大まかな矯正の内容説明を行います。
    見積もりまでご希望の方は型取りまでして次回矯正カウンセリングに移ります。(別途費用が掛かります)

  2. 2カウンセリング

    矯正カウンセリングを行います(無料30分)
    注)理由のいかんに問わずキャンセルして一か月以上経過すると再度費用をいただく場合がありますのでご注意下さい。

  3. 3ご契約・サイン

    矯正を行う場合は前もって渡した申込書にサインをしてお持ちください。

  4. 4矯正治療開始

    矯正を行います。矯正の内容個人によって期間が違います。
    通常の保険治療と違います。キャンセルが多いと見積もりと治療の内容や期間が変わることがあります。

  5. 5矯正治療終了後

    矯正が終わっても保定期間があります。当院の指導に従わない場合や装置をつけない場合。再度矯正の必要が出てきます。その時は別途費用が掛かります。

機能矯正装置ムーシールド

ムーシールドは乳歯の時期の反対咬合を直す矯正装置です。
取り外しができ、かつ基本的に夜のみの使用で改善が可能です。
写真のような症例でも時間はかかりましたが結果反対咬合は治りました。

ムーシールドがなかった時は自然に治るのを期待するか金具をつけての矯正、もしくは成長が終わるのを待っての外科処置しかありませんでした。しかも何十万の費用がかかります。
この装置により避けることが可能になりました。しかも、費用は数万で済みます。
(ただし、第二次成長期の時に再治療が必要になる場合もあります)
検診などでお子さんの反対咬合を指摘された時はこの装置を検討してみてはいかがですか?

目立たない、しかも取り外しのきく矯正装置 成人用

アソアライナーという矯正装置をご紹介します。
写真のようなマウスピース型の装置をはめるだけで歯並びを良くするというものです。
ブラケットではないので、痛みや違和感は少なく、取り外しが効きますし、なにより目立ちません。

ただし、歯を抜いての矯正など、大きく動かす事はできません。
ちょっとした歯並びの乱れなどのプチ矯正に向いています。
期間や費用は個人差がありますが、半年~、費用は15万~になります。

矯正にかかる費用

初診時の検査レントゲン 保険内
カウンセリング 無料
矯正装置
ムーシールド 35,000円(税別)※調整料金 1,000円(税別)
リンガルアーチ片顎 100,000円(税込)※調整料金込み
床矯正装置 片顎70,000円(税込)※調整料金別(但し、最低2回は装置を変える可能性があります。)
ブラケット矯正片顎(成人) 350,000円(税込)※調整料金込み
ブラケット矯正片顎(小児) 300,000円(税込)※調整料金込み
MTM(1歯~3歯のみの矯正) 150,000円~180,000円(税込)※調整料金込み
アソアライナー片顎 180,000円(税込)※調整料金込み